【電気自動車】やっぱり人気!日産サクラとレアアース 

浜松市にある暮らしのエネルギー相談所オーエフシステムの坂本です。

電気自動車


新築を計画しているお施主さんの話で、EV車の日産サクラ(SAKURA)の購入を検討していたが、走行可能距離が短いため今回はEV車の購入は見送ったそうです。
最近、V2Hと同時にEV車を検討される方からは高い確率で日産サクラの話が出ます。
これからますます世界の自動車産業でEV車の開発、普及が進んでいくであろう空気を身近に感じます。
EV車に限らず、これからの日本の製造業が世界で勝ち続けていくためにレアアースの安定した確保が必要不可欠です。
レアアースは希土類とも呼ばれ、レアメタルの一種で、スカンジウム、イットリウムなど15元素の総称。

世界の産出量の7割以上を中国が占めるともいわれ、日本でも大部分を中国からの輸入に頼っていましたが、2010年、日中関係が緊迫した際、中国が供給を停止したことから、リスクが指摘され、他国からの輸入やリサイクル、代替品の開発などが進められてきました。
そんな資源が無いと言われる日本でも近年、南鳥島(東京都小笠原村)の海底から世界需要の数百年分に及ぶレアアースの埋蔵量が発見されています。
元素別の埋蔵量は、電気自動車のモーターに使う強力な永久磁石に欠かせないジスプロシウムが730年分、医療用レーザーなどに使うイットリウムは世界生産量の780年分、次世代記録素子の材料となるユウロピウムは620年分、プリンターの印字ヘッドに必要なテルビウムは420年分。

量も豊富ですが、高濃度であることも注目され、現在中国が採掘しているレアアース濃度は300ppmに対して、南鳥島沖の濃度は6,600ppmのところもあり、中国産の20倍という圧倒的な高濃度。

この情報に対して中国は、南鳥島沖のレアアース採掘技術が進展すれば、中国の優位性が失われる恐れがあると警戒しているようです。
南鳥島沖の5,000メートル以上の海底からレアアースを採掘するわけですから、技術やコスト面からみて、すぐ大量に採掘出来ません。
それでもこれだけの埋蔵量と高濃度のレアアースが日本国内にあるというのは強みですね。


▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

Youtubeでは、
電気工事の様子や太陽光発電・蓄電池の説明を動画でご紹介♪

☆☆☆オーエフシステムYoutubeチャンネルを見る☆☆☆

instagramも更新中
電気工事現場の様子や暮らしに役立つ小ネタを紹介!
フォローよろしくお願いします。

▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼


HPリンクバナー


同じカテゴリー(お客様ご訪問日記)の記事

 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

企業情報

会社名

オーエフシステム株式会社

住所

〒432-8063
浜松市中央区小沢渡町17-1

TEL

053-448-9910

定休日

日曜・隔週土曜・祝日

URL

https://www.ofsystem.co.jp

削除
【電気自動車】やっぱり人気!日産サクラとレアアース 
    コメント(0)