スズメが減ってる?身近な鳥の減少が語る、人と自然の複雑な関係

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スズメ

近年、身近な鳥のスズメが激減しているという話を聞くようになりました。
環境省と日本自然保護協会の発表では、スズメの年間減少率は3.6%。
これは環境省の絶滅危惧種の基準となる年間減少率3.5%を超える数字だそうです。
スズメはツバメや鳩と同じように、割と人間の近くで生活しているため、私としてはあまり実感がわかないですが。
スズメが人間の近くで生活する理由は、家などの建物に巣を作り、農耕の穀物がエサとなり、さらに穀物を食べる虫などもエサになります。
また、人間がいると天敵となるワシやタカなどの大型の鳥に襲われにくいということがあります。
大型の鳥は人間を恐れるので、近寄ってきません。
といっても、スズメもとても警戒心が強く、人間の見えない所に巣を作り、人間が見ていると巣の中には入りません。

昔だと茅葺き屋根の隙間に巣を作ったり、瓦屋根になると瓦の隙間に巣を作ります。
瓦屋根には雀口(すずめぐち)と呼ばれる軒先の隙間がありますが、スズメがそこによく巣を作るので雀口と呼ばれるようになりました。
また、雨戸などをしまう戸袋、電柱や道路標識の隙間、配管の中など隙間があれば巣を作ります。
スズメにとっては人間は恐いけど、生活がしやすい環境みたいですね。

スズメが減っている理由で考えられるのは、まずひとつは、巣を作る場所が減っているという点。
昭和の時代までに建てられた家は、隙間がたくさんありましたが、最近の新しい住宅は気密性が高く、スズメが巣を作る隙間がほとんどありません。
古い住宅と新しい住宅を比べると、スズメの巣の数は古い住宅のほうが2、3倍多いそうです。
ふたつ目は、エサが少なくなっている点。
昔は空き地がたくさんあり、エサとなる虫がいましたが、今は駐車場などにして、雑草も生えないし虫もいません。

スズメは巣を中心に半径100~200mが生活圏で、その範囲でエサを探します。
すると巣を作る場所もエサを取る場所も減っているので、スズメ自体の数も減っていきます。

では、緑地を多くすればスズメは増えるということでもないそうです。
スズメは森林には住まなく、森林を住宅地にするとスズメの生息場所になる。
不思議なのは、過疎地になって人間が住まなくなるとスズメもいなくなってしまうそうです。
家屋はあるし、荒れているけれども農地はある。
巣を作る場所もエサを取る場所もあるのに人間の姿がなくなるとスズメも消えていきます。
人間との関わりが重要だということですね。

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