大河ドラマ「光る君へ」で描かれる呪術と呪詛 現代でも恐怖を感じるのはなぜ?

オーエフシステム

2024年10月10日 10:21



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大河ドラマ「光る君」で度々出てくる、特定の人物を呪ったり、安倍晴明が祈祷したりする場面。
古来より「呪術」と「呪詛」があり、「呪術」は戦いに勝つ、天候や疫病を避けるなど、良い結果を祈祷するもの。
それが徐々に特定の人物を不幸にするために行われるようになり、「呪術」を悪用することを「呪詛」と呼ぶようになりました。
特に奈良時代、平安時代は「呪術」、「呪詛」が盛んに行なわれ、本気で信じられていた時代。
人を呪う「呪詛」は奈良時代の法律「大宝律令」でも罪は重く、謀反、反逆、殺人、強盗、窃盗と並ぶ凶悪犯罪と記され、標的が死亡した場合には斬首刑。
「呪術」に使われる道具は、
「密教」・・・鈷杵(こしょ)や鈴。
「神道」・・・数珠や弓。
「道教」・・・鏡や剣。
「陰陽師」・・・呪符や人形。
と、それぞれ違うようです。

日本古来の「呪術」と「呪詛」に似ているのが「魔術」ですね。
「魔術」には、人を助ける善の「白魔術」、人を傷つける悪の「黒魔術」があります。
中世ヨーロッパでは、気候が悪化し飢饉が起きたり、疫病が蔓延する時代が多々ありました。
そういった災いの原因が「黒魔術」によるものと考えられるようになると、いわゆる「魔女狩り」が始まります。
飢饉や疫病などの災害以外でも、魔女裁判によって処刑されてきました。
フランスのジャンヌ・ダルクも、イングランド軍に囚われた後に「魔女」であるという罪で処刑されました。
「魔女」とは、悪魔に仕えて悪霊を使い、占いや呪いを行なう能力で人に危害を与えたり、病気にしたりするなどの害悪を及ぼすと信じられた者。
「魔女狩り」は16世紀に入ってから激増し、その犠牲者数は同世紀および17世紀にピークに達しました。
特に激しく行われたのはドイツで、犠牲者は約2万5千人に及ぶというのが有力な見方。

災いの原因が目に見えない、呪いが本気で信じられ、根拠が無い何かしらの原因を作って人々が狂気に走ってしまう時代があったことは怖いですね。
しかし、現代でも神社へのお詣りやホラー映画を観て恐怖するのは、心の何処かで信じているからかもしれませんね。

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