痛し痒しの五月晴れ

気持ちのいい五月晴れ。
「一番いい季節ですね」なんてあいさつしたりして、年中こんな気候ならいいのに、って思います。
太陽光発電にとっても、
・日照時間が長い
・太陽電池への入射角度が良い
・気温が高すぎない
という条件がそろい、最高にパフォーマンスが上がるときです

が、しかし。
電力会社にとっては、「太陽光の発電量が多すぎて困る」季節みたいで。
まだエアコンは要らない爽やかさ。
工場の生産ラインも家電も軒並み省エネ化が進みましたし、
電気の供給量が需要を上回って、電圧上昇など系統が不安定化しがちだと。
発電量の調整がしやすい火力発電所で出力を絞っても足りないので、「売電目的の太陽光発電を停止してもらいます!」ということに。
電力会社は、翌日の天気予報から、電気の需給バランスを予測して、夕方5時に「太陽光発電所の出力制御指令」を出します。
発電所の規模や、発電開始した時期により、制御指令の対象となるかどうかが決まります。
出力制御は「依頼」でも「任意事項」でもなく「指令」なので、絶対従わなくてはいけません。
「指令に従わず系統の安定を乱すなら、電力の買い取りをやめます」と、伝家の宝刀を抜かれます。
10年前には、中部電力管内でこんな出力制御頻発するとは思っていませんでした。
未来予測って難しいものです。
ただ、そんな市場の動向に関係なく、太陽光発電の価値そのものは高まっていると感じます。
「自分の電気は自分で作る」
「化石燃料由来でない、持続可能なエネルギーとしての太陽光発電」
その価値は永遠!と痛感します。
ちょうど昨日も、27年前にご設置くださったお客様から「そろそろパワーコンディショナ交換お願いしようかな」とお電話いただきました。
(27年もパワコンが持つのはちょっとレアケースですが)
長く使い続けられる、投資価値のある商品です。
ご自宅にまだ太陽光発電をつけていない場合は、ぜひシミュレーションをご用命ください。
屋根の大きさ、向き、屋根の素材、電気の契約内容、などを伺えば、簡単に、最適なプランをご提案できます。
オーエフシステム株式会社
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