茶畑の中にある、とある大規模太陽光発電所の管理を請け負っています。
高圧設備になるので、うっかり入り込んだ人が感電事故など起こさないよう、進入禁止のフェンスをめぐらし、危険を知らせる看板を立て、監視カメラを配置し、セコムとも契約しています。
万一太陽光発電所で事故が起きれば、人体への危険のみならず、停電など周辺の電力系統にも影響を与える可能性があるので、管理責任は重大です。
ところが、山の上の、茶畑に囲まれた発電所には、シカやイノシシなど動物が入り込んでしまうことがあります。
その都度、センサーが感知→セコム出動となります。
セコムの出動記録によると、センサー感知時刻は夜中の12時過ぎから明け方4時ごろまでが多いようです。
発電所内は砕石が敷き詰められ、特にエサとなる木の実などあるように思えないけれど。何しに入ってくるのか。
開けた場所なので、「何かいいものあるかなー」と、好奇心で出て来るのか?不明です。
斜面から、フェンスを軽々と飛び越えて入ってくると思われ、防ぎようがありません。
「侵入センサーが感知しても、防犯カメラで鹿など動物であることが確認できれば現地出動しなくていいですよ」、と伝えてありますが、きちんと毎回、見回りとセンサーリセットを現地にて実行してくれます。
人目のない山中の太陽光発電所で、電線盗難が起きている話を聞きます。
マンホールの蓋やらガードレールまで盗難にあうニュースもありますしね。
鹿の出没→セコムの出動、というサイクルは自ずと盗難予防にもなっていると思われ。
セコムの詰所から現場までは比較的近いので、申し訳なさを募らせつつ、対応に感謝しています。
一般住宅の太陽光発電にも、小動物がイタズラをすることがあります。
リスやムササビが電線をかみ切ったり、鳥が巣を作ったり。
どういう環境だとどういう被害が出うるか、は、はっきりわかりません。
なぜか小動物に好かれてしまうお宅がある。寄り付かれてしまったら仕方がないので、電池の周りを金網で囲って侵入防止をするなど、対策を施します。
もし、そのようなことがあればお気軽にお問い合わせください。
現場調査から見積りまで無料です。
オーエフシステム株式会社